フグでも分かる!原子力エネルギーとはなんぞや!?
原子力エネルギーって聞いた事あると思います。
でもそれって実際なんなのって人は少なくないと思います。
今回は放射線、放射能についてその内記す前に知っといて貰いたい事をまとめます。
原子力エネルギー
とは、書いたもののこれ説明難しいんですよね。
まず、アインシュタインの相対性理論を軽く知る必要があります。
【待った、ブラウザバックしないで!簡単に説明するから!】
今回、知って欲しいのはこれだけ。
E=mc^2(二乗)
Eはエネルギー(Energie)
mは質量(mass)
cは光速(3×10^8m/s)の事です。
光速はその名の通り光の速さの事です。単位の「m/s」は1秒間にχメートル進むという意味で光は1秒間に300,000,000m進むというわけです。
なのでこの式は質量とエネルギーが相互転換される式なのです。
後は、計算するだけです。で、何が分かるのという訳ですが核反応で得られるエネルギーがわかります、例を出します。(核反応については次回!)
例えば1gのウランがあったとします。
そうすると…
まず、力学の計算のルールでgはkgに直さないといけません。なので0.001kgです。(真面目に書くと1.0×10^-3kgとなりますがどちらも同じ数値です。)
あとは、さっきのE=mc^2に当てはめるだけです。
E=0.001×(3×10^8)
=90,000,000,000,000
実に、90兆です。因みに単位はJ(ジュール)です。莫大過ぎてよく分からないですよね。皆さんに分かりやすいようにJをKcal(キロカロリー)に変換します。
一応公式を書いとくと1Kcal=は約4200Jです。
ウラン1gで2,140,000,000Kcal
たった1gが21億4000万キロカロリーですよ⁉︎
もし、そんな食品があったら大変です笑、大体18〜29歳の男性の1日の必要摂取カロリーが2250Kcal〜3000Kcalです。(運動のカロリー消費計算より)
そうなるとウランを0.0000014gまで刻んでやっと大体3000Kcalです。もう、食事という概念は無くなります笑。
※※※
因みにキロカロリーは1kgの水の温度を1℃上げるのに必要な熱量です。
つまり、ウラン1gで0度の水を21400t沸騰させられます。
※※※
結論
で、結局何が言いたかったかと言うと、たった1gから21億4000万Kcalを生み出せる程の莫大な力をもったものが原子力エネルギーなのです。怖いですよね。でも一方で活用出来れば素晴らしいものにもなります。誰もがそう考えました。
その結果…
軍事利用として原子力爆弾
平和利用として原子力発電所が作られた訳です。
そう考えると頭ごなしに原発も批判出来なくなってきませんか?まぁ、まだ人類には手に余るものだったのでしょうけど…
まとめ
という訳で今回は原子力エネルギーって何よ?っていうのをサラッと記しました。最初はもっと堅っ苦しく知りうる知識をばちばちに書いてたんですけど読めたものじゃなくなっちゃったんで内容を薄めてlightにしてみました。
次回は核反応についてlightに記します。